愛南町で増え続ける空き家。
実家の両親が亡くなって、どうすればいいのかわからないので、そのままにしている方もいるでしょう。
- 別に空き家にしてても問題ないのでは?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
今すぐの問題ではないため、そのように考えるのは無理もありません。
しかし空き家になった住宅は、日本の夏は高温多湿ということもあり、劣化のスピードは想像以上に進んでいきます。
家の劣化が進むと
- 安全面での問題
- 防犯上の問題
- 衛生上の問題
- 周辺の資産価値下落の問題
などが起こっています。
周辺住人からは、クレームの連絡が入ることになるでしょう。
さらに劣化が進み、周辺に大きな影響を与えてくるようになると
- 管理不全空き家の指定
- 特定空家等の指定
がされ
- 土地の固定資産税優遇の解除
- 50万円以下の過料
- 行政代執行による解体費用の徴収
をされることになります。
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このように空家を放置することには大きな影響リスクやコストがかかってきます。
では、空家はどう対処すればいいのでしょうか?
空家所有者の3つの対処法
空家をすでに所有している場合、考えられる方法としては大きく3つの対処法があると思います。
それは
- 売る
- 貸す
- そのまま管理する
です。
空家を売る
一番のオススメは、やはり
- 売る
ことです。
売れば空家の悩みは全てなくなります。
これが空家問題の根本的な解決方法といえるでしょう。
また、悩みがなくなるだけでなく
- 管理費用が必要なくなる
- 売却したお金を得られる
という金銭面でも大きなメリットがあるといえます。
ただ空家を売るとなると
- どうやって売ればいいのか?
- 実家まで何度も行かないといけないのか?
- 家の中の家具や家電は処分しないといけないのか?
- どのような手続きをしたらいいのか?
- 購入者さんとトラブルにならないのか?
など、わからないことばかりかと思います。
そのような不安がある場合は、不動産の専門家の宅建業者、不動産屋に任せるのが一番かと思います。
愛南町の空家でしたら、有限会社千寿にお任せください。
遠方の方でも電話だけでなくLINEやメール、ビデオ通話等でも連絡ができますし、郵送で書類のやり取りもできます。
また、電子契約にも対応しておりますので、時間や印紙代の節約にもなります。
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愛南町の空き家バンク登録のお手伝いもできますので、売却できる可能性は高くなるでしょう。
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不動産屋に支払う仲介手数料がもったいないので、個人売買をされる方もいらっしゃいます。
当然、そのような方法も取れますが
- 売却までに時間がかかる
- 物件の案内ができない
- 買主さんとの交渉が面倒
- 取引に必要な手続きの段取りが面倒
- トラブルになる可能性が高い
ということもありますので、やはり不動産屋にお願いするのがオススメです。
住宅を売却する際の費用について知っておくべき重要なポイントとは?
空家を貸す
売却の次にオススメなのが
- 貸す
ことです。
つまり大家さんになるということです。
貸すことによって、ご入居された方が管理してくれますので
- 家の劣化を遅らせられる
- シロアリや雨漏りなどの不具合を早期発見ができる
- 家賃収入が得られる
というメリットがあります。
空家にしているだけでは
- 草の管理費用
- 通気のための帰省費用
- 固定資産税
など出費ばかりかかってきます。
しかし貸すことによって、定期的にかかる管理費用はなくなり、逆に家賃という収入を得ることができます。
このメリットはかなり大きいでしょう。
ですが、当然デメリットもあります。
それは
- 貸すまでにリフォームやハウスクリーニング費用がかかる
- 入居中のトラブルに対応する必要がある
- 生活に支障が出るような不具合は修繕の必要がある
です。
トラブル対応に時間や労力を取られたり、大きな費用がかかったりすることもあります。
また、お金をかけて賃貸できる状態にしたとしても、入居者が決まるとは限りません。
- 大きなお金だけがかかって、家賃収入は全く入ってこなかった
ということもあり得るということです。
そのあたりは物件の立地や、状態を見極めて判断する必要があります。
また、大家さんとして、
- しっかりとトラブル対応や修繕がしっかりとできるか?
というのも考える必要があるでしょう。
それらのことも考えて、できそうであれば、
- 空き家を貸す
というのは非常におすすめの方法になるでしょう。
空家のまま管理する
- 将来的に空家となっている実家に移住する予定がある
- 賃貸するというのは自分にはできそうもない
- 今は空き家のことは考えたくない
というのであれば、
- そのまま管理する
という選択肢になるでしょう。
- 解体して更地にする
- 更地で国に引き取ってもらう相続土地国庫帰属制度を利用する
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という方法もありますが、今回は
- 空家のままで管理する
という方法でお話しします。
正直、こちらはおすすめの方法ではありません。
そのまま管理していても、問題の解決にはならないからです。
管理するためには
- 年に数回空家に行って通気や草の管理をする
- 雨漏りやシロアリが入っていないか確認する
- 排水管に水を流して虫や臭いの侵入を防ぐ
などの労力がかかります。
また、それらを誰かにお願いするのであれば、当然費用はかかってくるでしょう。
- 固定資産税
- 水道や電気の基本料金
- 建物の修繕費
などの費用も当然かかってきます。
- そのような労力や費用をかけてまで、その空家を所有しておきたいか?
- 問題を先送りしているだけではないか?
というのを考えて対処することが必要です。
それでも所有しておきたい理由があるなら
- そのまま管理する
という対処方法がいいのかもしれません。
空家問題は早期の対処がおすすめ
空家問題は、先送りすればするほど選択肢がなくなってきます。
- もう少し早く相談していただけたら、売れた可能性があったのに
という方がいらっしゃいます。
空家をどうすればいいのかわからない場合は、お早めに不動産の専門家の不動産屋に相談してみましょう。
愛南町の空家は有限会社千寿へ、ぜひご相談ください。
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