台風といえば沖縄や九州では、毎年、上陸や接近を繰り返して被害が出ています。
愛南町のある四国も数年に1度は上陸し、接近は毎年のように起こっています。
台風の被害といえば、
- 雨
- 風
を思い浮かべます。
また養殖業の盛んな愛南町では、
- 高波
の被害もあるでしょう。
そして台風には、もう一つ大きな被害をもたらす現象があります。
それが
- 高潮
です。
御荘平城ではどの土地が高潮の被害を受ける可能性があるのか?
風や雨のように頻繁に被害があるわけではありませんが、もし起こると広範囲にわたって被害をもたらすものです。
また、台風では大雨も伴いますので、満潮と高潮が重なれば、河川の増水による被害も考えられるでしょう。
では住宅地の購入候補となりやすい御荘平城周辺では、どの地域が高潮の被害を受けると予想されているのでしょうか?
愛媛県高潮浸水想定区域図を確認してみる
高潮の被害予想については、愛媛県が発表している
で確認ができます。
愛媛県高潮浸水想定区域図では
- 昭和9年の室戸台風の規模(900ヘクトパスカル)
の台風を想定しております。
愛南町では
- 東進型松山南60キロ
が、高潮の被害が最も大きくなると予想されています。
おそらく宇和島近辺を九州から関西に抜ける台風が、それに当たるでしょう。
被害予想を確認して備えておく
このような規模の台風が来ることは、3大湾(東京湾、大阪湾、伊勢湾)で
- 500年から数千年に1度
の頻度とされています。
しかし愛南町に被害が大きくなる東進型が今年来るかもしれません。
来年来るかもしれません。
それは誰にもわかりませんので、被害予想を確認して備えておくのが大切なことです。
愛媛県高潮浸水想定区域図の中浦~御荘菊川を見てみる
愛媛県高潮浸水想定区域の
を見てみますと、大体国道を境にして国道から奥の海岸沿いは浸水する想定区域となっています。
国道の松軒山入り口のローソン近辺から大介うどん近辺の山側も浸水想定区域となっています。
その土地の高潮の被害の可能性を考えておく
高潮浸水想定区域は、
- 900ヘクトパスカルの台風
- 東進型松山南60キロ
と稀な台風を想定しているかもしれませんが、
- 満潮
- 大雨
という条件も重なると、さらに予想外の広範囲の浸水も考えられます。
また、もう少し弱い台風であっても、そのような条件が重なることによって、被害が出ることも考えられます。
まずは
を確認して、どのような土地が被害の可能性が高いかを見ておく必要がありますね。
災害リスクのある土地の価格
最近はスマホの普及によって、動画を撮りやすいこともあり、災害の場面を見る機会が多くあります。
そのため多くの方が災害に関して敏感になっています。
いいことなのかはわかりませんが、それによって、
- 土砂災害警戒区域
- 津波浸水想定区域
- 高潮浸水想定区域
- 僧都川浸水想定区域
などは、土地の購入を避ける人も出てくるでしょう。
そうなれば、そのような土地は
- 価格の下落スピードが上がる
- 将来売れない
- 火災保険料が上がる
などが予想されます。
土砂災害(特別)警戒区域を知って土地や建物の購入や賃貸でのトラブルを防ごう!
愛南町御荘平城や城辺の津波浸水想定区域について 津波がこない住宅用地を探す参考にしてみてくださ
災害リスクを知ってからその土地の購入を検討する
それを逆手に取って、その土地を安く購入できるというメリットもあります。
それはその人の考え方で
- 安く買って災害が起きそうなとき、起きたときは早めに避難する
- 火災保険にしっかり加入しておく
- 防災グッズの準備や避難場所の確認などをしておく
ことで、災害リスクを取って住宅地を安く買う選択をする人もいるでしょう。
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それは
- 何も知らずにその土地を買う
のと
- ハザードマップなどを確認してリスクを知った上で買う
のとでは、大きな違いです。
土地を購入する前には、しっかりとハザードマップなどを確認しておきましょう。