アパートや貸家を借りるときに必要になるのは、家賃だけではありません。
敷金や礼金なども必要になってきます。
これは全国で決められているものではなく、その地域によっても違いがあります。
また同じ地域でも、物件よっても違っています。
そこで愛南町で賃貸物件を借りるときに必要になる、初期費用について紹介いたします。
愛南町で賃貸物件を借りるときに必要な初期費用
それでは愛南町で賃貸物件を借りるときの初期費用について紹介いたします。
これは物件によっても違っていますので、参考資料として見てください。
入居月の日割り家賃・共益費
入居するときにその月の1日から入居すればいいのですが、なかなかそう都合良くはいきません。
月の途中から入居することもあるでしょう。
その場合、入居日から月末まで日数分家賃を払う必要があります。
3万円の家賃のところに16日に入居するのであれば
30000円÷30日(31日・28日)×15日=15000円
となります。
入居月の次月分の家賃・共益費
家賃は先払いのところがほとんどです。
月末までに次の月の家賃を払うことになります。
そのため入居が月の前半でなければ、日割り家賃だけでなく、次月分の家賃を求められることがほとんどです。
これは大家さんによっても違いますが、基本
- 次月分の家賃は初期費用として求められる
と考えて準備しておくほうがいいでしょう。
敷金
敷金とは、貸主さんに預けておくお金のことです。
貸主さんが、借主さんの家賃不払いのときや、退去時の原状回復費などの修繕費用が発生したときなどに対する、担保として預かるお金です。
家賃不払いのときは、貸主さんが敷金から差し引いておくという判断ができます。
しかし借主さんの方から、敷金から不払い分に当ててください、ということはできませんのでご注意ください。
預けているお金ですので、当然家賃の不払いや、原状回復などの修繕がなければ、全額返してもらえるお金になります。
- 愛南町では敷金2ヶ月
という物件が多いと思います。
礼金
敷金は退去時に返してもらえるお金でしたが、礼金は返ってこないお金となります。
貸主さんに、部屋を貸してくたお礼として払うお金になります。
- 愛南町では1ヶ月
という物件が多いと思います。
火災保険料
最近では火災保険に加入しないと、入居を認めない物件がほとんどとなっています。
- 借家人賠償責任保険
- 個人賠償責任保険
が条件となっていて、これに家財保険などがセットになった保険が多いでしょう。
これは貸主さんはもちろん、借主さんにとってもリスクを大きく減らせるメリットの多い保険ですので、必ず契約しておきましょう。
- 保険料は2年更新で15000円から18000円
などが多いと思います。
- 借家人賠償責任保険
- 個人賠償責任保険
がついてる保険でしたら、お知り合いの保険会社で契約していただいても大丈夫です。
その場合は、保険証券のコピーを求められたり、更新時期にも求められたりしますので、面倒です。
仲介してもらった不動産屋で契約するのが無難でしょう。
有限会社千寿でも取り扱っておりますので、お問い合わせください。
仲介手数料
契約時に不動産屋にお支払いする手数料です。
家賃の半額が基本ですが、貸主と借主が了承している場合は、家賃の1ヶ月分までを片方からお支払いいただくこともできるようになっています。
愛南町の場合は、
- 借主さんに家賃の1ヶ月分
をお支払いいただくことがほとんどになっています。
保証会社の費用
賃貸契約を結ぶ時、連帯保証人を求められます。
この連帯保証人は、限度額がありますが、借り主と同じ責任を負うことになります。
連帯保証人にとっては、お部屋を借りてもいないのに、借りた場合と同じ責任を負い、借主が家賃を払わなかったり、退去時の原状回復費用を払わなかったりした場合は、貸主から請求されることになります。
リスクばかりの連帯保証人ですので、それを理解している人には、なかなか引き受けてもらえないことがあります。
そのような連帯保証人をたてられない場合には、保証会社の利用をすることになります。
また物件によっては、連帯保証人ではなく、保証会社の利用が条件の物件もあります。
保証会社への委託保証料は
- 家賃の1ヶ月分のみ
- 入居時に家賃の50%で1年毎に1万円
- 家賃の数%
など、様々です。
もし連帯保証人がいない場合は、有限会社千寿でも保証会社を取り扱っておりますので、ご相談ください。
賃貸物件の初期費用は大きい
このように賃貸物件を借りるときには、家賃以外にも大きなお金がかかるのがわかります。
愛南町のような田舎では、都会と比べて家賃が低いので、それほど大きな金額にはなりませんが、それでも
- 30万円前後の初期費用
がかかります。
初期費用を抑えたいのであれば
- 敷金礼金無料
- 仲介手数料無料
- 敷金や礼金が少ない
などの条件の物件を選ぶといいでしょう。
また愛南町では新婚さんを対象に、新居へかかる費用の補助金もあります。
こちらも活用することで初期費用を抑えることができるでしょう。
参考にしてみてください。